第2005回例会記録 会長新春挨拶

改めて新年にあたり、挨拶の機会を頂きましたことに感謝申し上げます。2024年の干支は甲辰であります。ネットからの簡単な知識ですが、辰年は物事が目に見えて大きく動き、変わっていく年で、良くも悪くも予想外の変化が起こる年だそうです。大変残念なことに、新年早々予想外の悪い出来事が起こりました。先ほどの会長時間でも触れましたが、能登半島沖での地震は多数の死者と行方不明者、そして甚大な被害をもたらしました。被害の状況などを見るに度に、本当に心が痛む思いになります。地区からの要請もあり、義援金の送金を本日の理事役員会の議題に上程したいと考えております。また、姉妹クラブであります台中西区ロータリークラブからも、支援の申し出をいただいております。先方とも協議を行った上で、両クラブが協力して支援を行いたいと考えております。どうぞ皆様にはご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。また今年は世界情勢に大きな影響を与える国や地域で選挙が相次ぐ、世界的な「選挙イヤー」であります。つい先日、台湾で総統選挙が行われたばかりですが、まさに目に見えて大きく世界が動き、変わっていく年となる可能性があります。その中でウクライナでの戦争、パレスチナでの紛争などの世界各地で起こっている、戦争、紛争などの様々な問題が解決に向かうことを心より願っております。

さて、2023−24年度も半分が経過し下半期に入ってまいりした。理事役員をはじめ会員の皆様のご協力により、上半期を無事に終えることができました。新春の挨拶として上半期の実績報告、下半期の取り組みについてお話をさせていただきたいと思います。少し退屈な話になるかも知れませんが、どうぞご容赦ください。私は今年度の会長方針を「今こそ、ロータリーを楽しもう」とさせていただきました。その方針のもとに各委員会において事業計画を策定していただき、実施していただいてまいりました。奉仕委員会においては、8月6日の平和記念式典参加者へのおもてなし事業、アフリカケニヤのNGOモヨチルドレンセンターへの支援事業として、児童養護施設の壁の塗装工事を実施いたしました。また、地区補助金を活用しての広島南特別支援学校への電子黒板の寄贈も行いました。クラブ広報委員会では、7月に開催いたしました納涼家族会での花火の打ち上げ、また、先ほど紹介いたしました広島南特別支援学校への贈呈式の模様などを新聞、テレビで大きく取り上げていただきクラブのイメージアップをはかっていただきました。他にもクラブホームページの充実、定期的な会報誌の発行を行っていただいているところです。ロータリー財団委員会では、国際ロータリーの推奨に従って、11月の「ロータリー財団月間」において、ロータリー財団への理解を深めて頂くため、古澤委員長に卓和を行って頂きました。クラブ管理運営委員会では、親睦委員会が、夏の納涼家族会、クリスマス例会などロータリーを楽しむ機会を企画していただきました。特に創立45周年、第2000回記念例会では、企画、準備、当日の進行まで多大なご尽力のおかげで無事に終えることができました。また、今年度から例会もメークアップが必要となっておりますが、出席委員会の啓蒙のおかげで、我がクラブは100%出席を継続しており下期も引き続き継続できるよう、お願い致します。そして毎週の例会のプログラムを策定していただいております、大内プログラム委員長をはじめ委員の皆様のご尽力に感謝申し上げます。引き続き魅力ある例会を実施して頂きますよう、お願い致します。

そして、下期の事業としては今月開催されます、広島電鉄株式会社様への職場訪問例会、クラブ研修セミナーの開催、RYLAへの参加、献血支援活動の実施、そして2月25日には我がクラブがホストクラブとなってグループ6、7合同インターシティミーティングを開催する予定となっております。各事業が無事に成功出来ますよう、会員の皆様のご協力を何卒、お願い申し上げます。また、なんと言っても、クラブの活性化のためには会員増強は欠かせないことであります。残念ながら上半期は1名の退会者が出ましたが、下半期は是非とも皆様のご協力を頂きながら、会員増強と退会防止に努力していきたいと考えております。

以上、上半期の実績と下期の取り組みについてふれさせていただきましたが、最近よく「半分が終わって、次年度がスタートしたら、もうほとんど今年度は終わったようなものだよ」との、暖かい励ましの言葉をいただくようになりましたが、まだまだ、半分が終わってだけで、下半期も多くの事業、目標がございます。残りの任期もさらに気を引き締めて、会長の職に取り組んでいく所存でございます、引き続き会員の皆様のご協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、新春の挨拶とさせていただきます。

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