第2042回例会記録(マーク・ダニエル・マローニー ロータリー財団管理委員⻑歓迎夜間例会並びに夕食会)
開催日
2024年12月16日
場所
リーガロイヤルホテル広島
ロータリーソング
それでこそロータリー
本日のプログラム
マーク・ダニエル・マローニー ロータリー財団管理委員⻑歓迎夜間例会並びに夕食会
担当委員会
親睦委員会
会長時間
「ロータリー財団 管理委員長 マーク・マロ―ニー様ご夫妻、副管理委員長 ラリー・ランスフォード様をお迎えして」
皆様、こんばんは。会員の皆様、本日は夜間例会に変更になりましたが、ご出席いただきましてありがとうございます。
本日は大変お忙しい中、ロータリー財団 管理委員長 マーク・マロ―ニー様ご夫妻、副管理委員長 ラリー・ランスフォード様、そしてRI理事、RI理事エレクト、RI2710地区の上田ガバナーの他、ガバナーエレクト、ガバナーノミニー、パストガバナーの皆様に当クラブの例会にお越しいただきました。心から感謝申し上げます。本日は最後までお楽しみください。
Mr. and Mrs. Maloney and Mr. Lunsford,
Welcome to Hiroshima Center Rotary Club. It is a great honor to have you join us for our club meeting today. We appreciate you sharing your valuable time and leadership with us. We look forward to hearing your presentation and learning how we can contribute to the noble mission of the Rotary Foundation.
さて、本日の会長時間ですが、「日本人で最初のロータリアン」についてお話します。
それは誰か?と申しますと、多くの方は米山梅吉氏と思われるかもしれませんが、答えは福島喜三次氏です。
福島氏は、1881年生まれで、1904年に大学を卒業後、三井物産に入社されました。その後、ニューヨーク支店勤務を経て、1912年にはダラス支部長となり、このダラス赴任中の1915年頃 福島氏はダラス・ロータリークラブに入会し、日本人として初めてのロータリアンになりました。入会された正確な日付けは残っていません。
当時人種問題でやかましいアメリカ南部のダラスで、30歳代中頃であった東洋人が、数多い貿易商の中から選ばれて、ロータリークラブの会員になったということは異例のことであったかと思われます。福島氏の人望の厚さが伺われます。
福島氏と米山氏の関係は、米山氏が1918年に日本政府の経済特別使節団の一員として渡米された時に、福島氏と会われたことに始まります。米山氏は福島氏からロータリーの話を聞き、ダラス・ロータリークラブの例会に出席したりして、以来ロータリーに対して強い関心を持つようになったそうです。
福島氏は1920年に日本に帰国し、東京ロータリークラブの設立に尽力されました。同年10月20日に創立総会が開かれ、初代会長に米山梅吉氏、幹事に福島氏が選ばれました。翌年4月1日には国際ロータリーから正式に承認され、日本初のロータリークラブが誕生しました。
その後、福島氏は大阪支店に転勤し、星野行則氏を助けて大阪ロータリークラブ設立にも尽力されました。1922年11月1日に大阪ロータリークラブの創立総会が開かれ、日本で2番目のロータリークラブが誕生しました。初代会長は星野行則氏、幹事は福島氏でした。
福島氏はその後日本各地でのロータリークラブ設立にも関与し、神戸、名古屋、京都、横浜など主要都市でのクラブ設立を支援しました。また、関東大震災後には、世界中のロータリークラブからの支援を受け、被災者救援や小学校の再建などに取り組まれました。
福島氏のロータリーへの貢献は、日本におけるロータリークラブの発展と国際的な交流の基盤を築くものであり、現在も多くのロータリアンに尊敬されています。
幹事報告
- 次回12月23日(月)の例会は12月21日(土)に変更して、夜間例会並びにクリスマス家族会を18時よりグランドプリンスホテル広島にて開催いたします。送迎バスは広島駅発17:00、県庁横市民病院前17:15発を経由して運行いたしますので、お間違えのないようお願いいたします。
委員会報告等
- 出席=出席報告(宗正奉仕クラブ管理運営委員会理事)
備考
- 講演2:ラリーA・ランスフォード ロータリー財団管理副委員長