第2031回例会記録
開催日
2024年9月2日
場所
リーガロイヤルホテル広島
ロータリーソング
奉仕の理想
本日のプログラム
クラブフォーラム(クラブ広報)
卓話者
クラブ広報委員会理事 大内 総一郎会員
担当委員会
クラブ広報
ゲスト
李 逍宇さん(米山奨学生)
祝事等
- 会員誕生日(3名)
石原 山野井 猪垣 - 特別なお祝い(喜寿)
原田 - 配偶者誕生日(6名)
木内 光村 山野井 七枝 山肩 嶋本
会長時間
「基本的教育と識字率向上」
皆さん、こんにちは。例会へのご出席ご苦労様です。
本日は広島ロータリークラブの田中順子様、米山奨学生の李逍宇さんに、例会にお越しいただきました。田中様、李さん、ようこそ広島中央ロータリークラブにお越しくださいました。例会をお楽しみください。
先週は上田ガバナーの公式訪問例会に多数の会員の皆様にご出席いただきましてありがとうございます。また理事役員・委員長の皆様にはその後のフォーラムにもご参加いただき闊達な意見交換をしていただき重ねて御礼申し上げます。
上田ガバナーのガバナー信条「行動しよう、未来のために。~変革に取り組もう~」について、直接ガバナーからご説明頂き、クラブ文化の見直しの方法や今後の活動方針も明確になったかと思います。
さて、9月のロータリー特別月間のテーマは「基本的教育と識字率向上」です。このテーマは、ロータリーが掲げる6つの重点分野の一つであり、世界中の多くの人々にとって、教育と識字がいまだに重要な課題であることを示しています。
ユネスコによりますと、識字率とは「日常生活の簡単な内容についての読み書きができる15歳以上の人口の割合」と定義されています。世界では7億7500万人もの非識字者がいるとされており、この数は全世界の成人人口の17%に相当します。教育や識字の欠如は、貧困、健康、ジェンダー平等、平和構築といったさまざまな問題に影響を与えており、その改善は多くの社会問題の解決の鍵を握っています。
「基本的教育と識字率向上」がロータリーの重点分野として強調される理由の一つは、教育がもたらすポジティブな影響です。
例えば、すべての女性が初等教育を修了すれば、妊婦の死亡率が66%減少するというデータがあります。また、読み書きのできる母親を持つ子供は、読み書きのできない母親の子供と比べて、5歳以上まで生き延びる確率が50%高くなります。さらに、全世界で全生徒が読み書き能力を習得すれば、1億7100万人が貧困から抜け出すことができ、これは全世界の貧困人口の12%に相当します。このように、教育は社会全体の福祉向上に直結する重要な要素です。
私たち日本では、9年間の義務教育が制度化されているため、教育や識字に関してはあまり深刻な問題とは捉えられていないかもしれません。しかし、世界には紛争地域や貧困地域など、子供たちが教育を受けることが難しい場所がまだまだ存在します。ロータリーが掲げる「超我の奉仕」の精神に基づき、すべての子供たちが教育を受けることができる世界の実現を目指し、私たちも行動していきましょう。
幹事報告
- BOX配布物
- ガバナーズレター
- 次週9月9日(月)の例会プログラムはゲスト卓話 オーボエ奏者 渡辺 克也(わたなべ かつや)様となっております。
- 例会終了後12階「ライラック」にて第2回理事役員会開催
委員会報告等
- 出席=出席報告(加藤出席委員長)