第1936回例会 ゲスト卓話「災害時の燃料供給と献血活動について」
弊社は各企業様と災害時の燃料供給協定を結んでおり、この協定は地震、津波などにより被災した時や台風やゲリラ豪雨などの非常事態に陥った場合、協定先が事業継続できるだけの石油製品を支援することが目的です。簡単に言いますと、施設は災害時に非常用発電機を使いますが、その発電機の燃料の供給、災害復旧するために重機を使用しますがその重機の燃料の供給を指します。
この協定を結ぶ際、事前に施設の確認を行い、燃料の種類、ジョイント、タンク容量等を確認させて貰います。弊社が初めて燃料供給協定を結んだのは日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター様です。この協定を結ぶに当たり、関東甲信越ブロックの32の施設を廻り、住所、電話番号、発電機のメーカー、使っている燃料の種類、タンク場所、タンクの容量、非常用発電機が何時間稼働できるのか、施設に搬入する際の経路、搬入可能な車種を確認しました。その取組後、平成30年には中四国ブロック血液センター様とも協定を結び、その後は近畿ブロック、九州ブロック、東北ブロック、東海北陸ブロックと、現在は全国95%の血液センター様と協定を結びました。
現在は血液センターだけでなく、東京葛飾赤十字母子医療センター様を皮切りに、三原赤十字病院様、広島赤十字原爆病院様、大阪赤十字病院様、高槻赤十字病院様、日本赤十字社医療センター様と協定を結び、災害時における事業継続のための活動をしております。このような企業活動の中、献血運動にも積極的に参加しており、前回の献血活動時には70名を超える応募者が集まり、先日は献血PR動画を社内で作成いたしましたのでご覧になって下さい。
鳥井油業株式会社様の献血協力動画はこちらからご覧いただけます。