第1910回例会記録
開催日
2021年10月25日
場所
リーガロイヤルホテル広島
ロータリーソング
手に手つないで
本日のプログラム
クラブフォーラム(クラブ広報)「会報誌について」
卓話者
クラブ広報理事 新宮且識会員
担当委員会
クラブ広報
祝事等
ニコニコ箱時間に紹介(S.A.A委員長)
・創業月(3名)黒瀬 通谷 福田
会長時間
地区大会表彰報告
地区大会「尾木直樹氏の記念講演について」
2021年10月17日(日曜日)午後1時からの、オンラインによる地区大会において、教育評論家尾木直樹氏による記念講演が行われました。その概要をご報告したいと思います。
尾木氏はすでに著書として執筆されているそうですが、このコロナウィルス感染症時代を乗り切るために7つの大事な点があると述べられました。
第1は「ありのままに、今を輝く」ということです。尾木氏は原稿の締め切りを予定より1週間早くしているそうです。仮にインフルエンザにかかっても、5日で回復すれば締め切りに間に合わせることができるから、ということでした。
第2は「コミュニケーション力」ということです。尾木氏はご自分の母親が、買い物をする時に、いつも上手に値切ることを不思議に思っていたそうです。これはお母さんがお店の方に上手に話をしていたからで、信頼関係に基づくものであったと後で気がついたそうです。
第3は「失敗は成功の基」ということです。野球の故野村克也氏を例に挙げられ、失敗を成長と読み替えると言われました。尾木氏ご自身も、多くの失敗をして来られたそうですが、失敗の天才であると表現されていました。
第4は「聴く力」ということです。「きく」には聴くと聞くがありますが、尾木先生の言われるきくは聴くのほうです。「聴く力」は共感力につながり、この力は4歳から10歳の間に養われるそうです。失敗をした部下をただ叱るのではなく、「それは大変だったね」と声をかけることにより、言われたほうにエンパワーメントが生じる、そこから自分を批判する力が生まれて来るそうです。エンパワーメントは医学でも使う用語で、この部分は特に興味深く拝聴しました。
第5は「感謝」ということです。東日本大震災以降、尾木氏も色々なところに講演に行かれ、感謝という言葉を本当にたくさん聞くようになったと言われていました。
第6は「ピンチをチャンスに切り替える」ということです。これはとりもなおさず未来志向であることを示しています。尾木先生は、尾木ママとしてマスコミに有名になられましたが、一方で教授としてふさわしくないという批判も受けたそうです。しかし当時の大学の理事会が、是非今のスタイルで続けて欲しいと言われ、現在の自分があると言われていました。
第7は「大器晩成」ということです。自分の子供や孫がうまく行かないときに、“大丈夫、大丈夫”と2回続けて言ってあげると楽になると言うことでした。
幹事報告
- BOX配布物の確認
・10月号R財団室ニュース・ハイライトよねやま
・米山記念奨学会発行「豆辞典」
・臨時理事役員会議事録
・創立43周年記念例会案内 - 回覧物
・創立43周年記念例会出欠表
・11月例会出欠表(引き続きお願いします)
委員会報告等
- 出席=出席報告
- 国際奉仕=古切手類収集のお願い
- ロータリー財団委員会=愛のコイン箱