第1894回例会記録

場所

リーガロイヤルホテル広島

ロータリーソング

それでこそロータリー

本日のプログラム

ゲスト卓話「献血の必要性について」

卓話者

広島県赤十字血液センター
前事業推進部長(現シニアアシスタント)戸根 安洋 様

担当委員会

プログラム

祝事等

(ニコニコ箱時間SAAより紹介)
・創業月会員(19名)高蓋 西井 桂 神保 柳川 土谷 岡田 山野井 七枝 原田 古澤 平松 嶋本 城川 池田 芥川 土肥 小林 西川公

会長時間

 「ロータリーの象徴である歯車について」
1.地区大会の開催方法変更について
 まず、2021年5月16日(日)開催の国際ロータリー第2710地区2020-21年度地区大会について、ご連絡します。当初、現地開催とオンライン開催併用で行う旨案内しておりましたが、先週、地区事務局より、昨今のコロナウィルスの感染拡大に伴い、今回の地区大会を「オンライン開催のみとする」ことと決定したとの連絡がありました。登録料の清算、及び変更後のプログラムについては、地区で決まり次第連絡がありますので、連絡がきましたらすぐに、会員の皆様にもお知らせ致します。

2.バーチャル国際大会について
 また、ロータリーの国際大会につきましては、今年度は「バーチャル国際大会」としてオンライン開催となり、2021年6月12日~16日に開かれます。登録料は、5月7日までは49米ドル、それ以降は65米ドルです。なお、日時は、いずれも米国中部時間であり、日本時間はこれよりも14時間進んでいる(14時間時差がある)ことにご留意ください。

3.ロータリーの象徴である歯車について
 前回の例会では、ロータリーの徽章(襟章)・バッジについてお話ししましたが、今回はロータリーの象徴・シンボルである「歯車」についてお話しします。
 ロータリーの歯車は、1924年からは変更はありません。それまではデザインが何度も変更されましたが、動きを見せる・正確性を期するという方向で変更が加わり、今のものに至りました。
 ロータリーのシンボルは、1905年ロータリー誕生の年に、シカゴ・ロータリークラブで生まれています。最初は①「馬車の車輪のみ」であり、各会員の事務所で持ち回りで例会を開くロータリーにぴったりのシンボルとして採用されました。次に、②車輪の前後に「雲」をつけ動きを表し、車輪の上に「ROTARY CLUB」のロゴを入れました。しかし、砂埃と間違われた上、車輪の前に砂埃は立たないという指摘が出ました。そのため、次に、③吹き流しのリボンを使ったマークになりました。ただ、各クラブで統一されてはいませんでした。
 1912年になり、国際大会で、馬車の車輪ではロータリークラブの精神を表さないとする意見から、スポーク(日本語では輻(や))と歯車とすることが推奨されましたが、スポークと歯車の数は指定されなかったため、多種多様なものが使われていました。
 その後、1921年の国際大会で、6本のスポークと24の歯数からなる歯車のデザインが正式に承認されました。
 そして、1924年に、この歯車の真ん中の穴の中に、1つの楔穴(小さな突起状の穴)が追加されました。楔穴がないと、歯車は車軸から力の伝達をすることができず静止したままになるとの指摘を受けたためでした。ロータリーを「生きた力」と示すために、歯車をきちんと動く物にしたわけです。最終的には、1929年の国際大会で、このデザインが正式承認されました。
 なお、歯車には“Rotary International”の文字が入っていますが、文字が小さいため遠くから識別することができないため、2013年に、ロータリーは公式ロゴを拡張し、歯車のとなりに“Rotary”の文字を入れることとしました。
 先ほど、ロータリーの歯車は、6本のスポークと24の歯数からなる歯車といいましたが、なぜこの数になったのかは公式見解はありません。ただ、意味づけを持たせようとする説の1つに、「スポークの6本は6つの大陸を表し、24個の歯数は24時間を表し、世界のロータリー会員が24時間連携するという意味が込められている」というものがあるようです。
 歯車を通じ、「ロータリーは常に動き続ける」ことに込められた原点に改めて思いを馳せていただければ幸いです。

幹事報告

● 例会予定
 ・次週5月3日は祝日の為例会は無し、次回は5月10日からです。
● お知らせ
・5月16日(日)の地区年次大会はオンライン開催に変更
 ・2021年バーチャル国際大会オンライン登録の開始
● 回覧物
 ・「十日市こども食堂おてらごはん」への冷蔵庫贈呈式・交流会の出席表

委員会報告等

・出席=出席報告
・国際奉仕=古切手類収集