第1907例会 米山奨学生卓話「自己紹介と将来の目標」

国際ロータリー第2710地区
奨学生代表スピーチ

2021年10月4日
李海月

半年間、米山奨学金として広島中央ロータリークラブにお世話になっております。中国の吉林省からまいりました李海月と申します。今日は、このような場所で、お話しをする機会を与えていただき、嬉しくて、とても、光栄な事を感じました。どうぞよろしくお願いします。 

そんな留学生活を支えてくれたのが、米山奨学金です。 日本語があまりできなかった私が、この素晴らしい奨学金に合格できたのは、自分もビックリしました。学校の先生から教えて いただいたとき、感動して涙を流しました。米山奨学生になってから、私の留学生活は大きな変化しました。奨学金のおかげで、生活の心配なく思う存分勉強できるようになったのはもちろん、たくさんの貴重な経験ができました。世話クラブの広島中央ロータリークラブの皆さんには、特に感謝しています。毎月、例会に出席すると温かく歓迎してくれました。最近の私は、就職活動や卒業の論文を書く、アルバイトなどに励んでいます。学生生活も残り6ヶ月を残すのみとなってしまいました。長いようで短かった大学生活ですが、私にとってかけがえのない4年間だったと感じています。初めての引っ越し、初めての土地、様々なことを人生の経験を得ます。大変なことも多かったのですが、新しい友人やつながり、生活環境から得るものも多くありました。一番印象に残っているのが就職活動です。エントリーシートの提出や面接の毎日で、面接では緊張の連続なので、気の休まる暇もありません、特に今年新型コロナの影響で、難しくなって、何回も諦める気持ちが生まれました。でも、就職活動を終えるまでに頑張っています、この就職活動の中でも、ビジネスマナーやスケジュール管理など、多くのことを学びました。

そして、広島での留学生活の魅力を国内外へ発信してもらい、広島県で学ぶ留学生を増やして、活動を通して学生同士が交流し、互いの文化の理解を深めて、他の留学生のリーダーとなれるような学生を育成するという広島留学大使2年間を担任されました。人口705人の小さなさぎ島で,さぎ島に到着して、みかん狩りに行って、瀬戸内海などの景色を見ました。とてもきれいで、人も親切でした。ここで日本の文化と風土に対する情熱を感じました。やまだ屋でもみじ饅頭の手焼き体験をしました。焼きたてもみじ饅頭がとても美味しかったです、その後、初めて手すき和紙の体験ができ、和紙の長い歴史や大変な作り方なども体験しました。その時に撮った写真は、このホストファミリー大募集のチラシになりました。

たくさんの活動に参加し、日本のことや異文化をもっと学びたいと思います。これらの経験全てに関して、ロータリー奨学金が助けになってくれたと私は感じています。授業料の納付や、生活費の足しに使用しましたが、これがなかったら、今の私はいないと思います。非常に助かりました。この半年間、物質的なものより、精神的に成長することができます。これからも、ありがとうという気持ちを持ちながら、ロータリー米山の理念をより多くの人々に伝えたいと思います。今まで家族、友人、先生そしてロータリー米山奨学会の皆様に支えられたことによって、夢を叶えられたと思っており、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもロータリー米山奨学生となって得た経験を生かして、誇りを持ちづいて、挑戦する心と奉仕の精神を忘れずに頑張っていきたいと思っております。

ロータリー米山記念奨学金は、私にとって、世界観を広げ、ネットワークを強くし、奉仕と平和への責任感を持たせてくれました。これから、わたしは永遠なるロータリー米山奨学生として、人と人の間を繋げる、そして交流の場を設けられる人間になるため、頑張っていきたいと思います。また、来年の春から、ようやく日本で社会人の生活が始まります。これからもご恩を忘れずにロータリー精神をすこしでも引き続いで行けるよう、頑張りたいと思います。現在の私の姿は周りの方々の信頼と支えのおかげに違いありません。ロータリーという組織は日本と中国を結び付けてくれた架け橋的な存在です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

ご清聴ありがとうございました。

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