第1983回例会記録　会長理事役員就任挨拶

開催日

2023年7月3日

場所

リーガロイヤルホテル広島

ロータリーソング

奉仕の理想

本日のプログラム

会長理事役員就任挨拶

卓話者

会長・理事役員

担当委員会

プログラム

ゲスト

広島城南ロータリークラブ会長　田上　剛様
広島城南ロータリークラブ幹事　木本　博之様

会長時間

「新年度を迎えて」

先週の最終夜間例会で山野井前会長から点鐘を引継ぎ、いよいよ、2023-24年度も本日からスタート致します。どうぞよろしくお願い致します。今年度最初の会長時間でございます。今更とは思いますが、ご容赦頂き、私の自己紹介とクラブ入会の経緯を簡単にご紹介させて頂きたいと思います。私は2012年8月、緒方会員、橋本会員のご推薦をいただき、広島中央RCに入会させて頂きました。ちょうど入会から10年が経過したところです。職業分類は廃棄物収集運搬業です。株式会社スナダという社名で東広島市志和町で産業廃棄物の収集運搬及び処分業を営んでおります。従業員数は55名で、私の父が創業し今年で創業50年目を迎えました。家族は妻と13歳、11歳、7歳の3人の娘がおります。クラブに入会以来、夏と冬の家族会には、ほぼ欠かさず出席させて頂き、家族と一緒にロータリーライフを楽しんでおります。普段、あまり家族サービスをしていない私にとって、家族会に参加することで、少しでも家族への罪滅ぼしになればいいと思っております。

クラブへの入会の経緯は、多くの会員の皆様はご存じかと思いますが、私の兄、砂田龍吾が2001年に入会させていただき10年間広島中央RCでお世話になっておりました。その兄が、2011年7月に不慮の事故で他界致しました。通夜、葬儀には本当に暑い中クラブの皆様、そして他クラブのロータリアンの皆様に多数ご参列をいただきましたこと、また、橋本会員には葬儀の際、兄に向けて心のこもった弔辞を読んでいただきましたこと、そしてクラブで追悼例会を開催していただきましたことは、今でも忘れることなく、はっきりと覚えています。本当にロータリーの友情、温かさを感じました。

実は、生前兄が私に「もし、ロータリーに誘われることがあっても、お前は入らないほうがいいよ」と言われたことがありました。何故かと聞くと「人のために奉仕活動をするなんてことは、お前の性格には全く向いていないよ」と言われました。言われてみればそうだなと思いましたので、私はロータリーとはご縁がないものだと思っておりました。その兄が私をロータリーに導いてくれました。入会からこの10年を振り返ってみますと、親睦会やゴルフ同好会などは、楽しんでやってきたとは思いますが、恥ずかしながら熱心に奉仕活動をやってきたわけでもなく、進んでロータリーの研鑽を積んできたということもありません。

ただ、今、強く感じるのは、兄が残してくれたロータリーという財産を引き継いで行く、という思いこそが、私のロータリー活動への一番のモチベーションであるということです。

さて、ロータリーには向かないと言われた私が、これから１年間会長を務めさせて頂きます。至らないこと、皆様にご迷惑、ご心配をおかけすることも多くあるとは思いますが、広島中央ロータリークラブの発展のために、大変微力ではありますが全身全霊を傾けて、会長の職を務めていくことを会員の皆様にお誓い申し上げまして、今年度、最初の会長時間とさせて頂きます。どうぞ、一年よろしくお願い致します。